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釣り用ナイフおすすめモデルを比較した結果モーラ・ナイフのCompanion MGを買ってみた。


釣り用のナイフはこれまでダイワのスライド式の物を使っていましたが、魚を捌くときに頼りなさを感じることもあって少し良いものを検討してみました。

ぼくが釣り用のナイフに求める条件は以下参照

  1. 切れ味が良い
  2. 取り出してすぐに使える
  3. 力を入れやすい
  4. 頑丈
  5. 錆びにくい
  6. 手入れがラク
  7. デザインが良い
  8. ごつすぎない
  9. 手頃な価格

相変わらず欲張りな条件ですがこれらの条件を満たすナイフについてあれやこれやと比較してみました。

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G.SAKAI(ガーバーサカイ)「サビナイフ」

以前からずっと気になっているのが岐阜県関市の刃物メーカー、ガーバーサカイさんのサビナイフシリーズ。

スパイダルコH-1鋼というステンレス以上に錆びにくい素材でできたナイフです。

サイズはいろいろあるのですが、ぼくの用途に最も合っていると感じるのが「サビナイフ2(サバキ3寸)」というモデル。

太めのグリップは魚を絞めるときでもぐっと力をこめやすそうだし、ハンドル材のFRN(ガラス繊維強化ナイロン)は魚の鱗や血がついてもサッと洗い流せて使いやすそうです。

刃の上側根本付近には鱗落としになるギザギザも付いておりいろいろと応用が利きそうなのが嬉しいですね。

 

サビナイフの惜しいところ

頑丈・錆びない・メンテがラクと釣り用のナイフとしては申し分の無い性能なので素直にこれにしても良いのですが実売価格でだいたい6千円くらいと少し高いので今回はパスしました。

長く使えることと品質の良さを総合的に考えたら高い買い物ではないような気もするけど、よくナイフを無くすので出来ればもう少し安いものから選びたいんですよね。

あとシース(鞘)の幅が少し広めで嵩張りそうなのも個人的にはちょっと気になるところ。

 

OPINEL(オピネル)フォールディングナイフ

アウトドアマンの間では定番のOPINELのフォールディングナイフも検討してみました。

こちらは何と言ってもデザインがかっこいいですね。

おフランス製の割に値段も手頃です。

釣り用のナイフというと柄の部分がプラスチック製のものが多いのですが、こちらは木製なので安っぽさを微塵も感じさせません。

素材は
・切れ味重視のカーボン
・錆びにくいステンレス
の2種類から選べます。

釣りから帰ってすぐにメンテできるならカーボンでも良さそうだけど、遠征時などはなかなか難しそうなのでステンレスの方が無難そう。

ポケットに忍ばせておいてサッと使うスタイルならこれが一番良いかもしれません。

 

オピネルの惜しいところ

見た目のかっこよさや携帯性という点では最強のオピネルですが、青物など少し大きめの魚を捌くときは頼りなく感じる場面も出てきそうです。

折りたたみ式なので仕方がない所ではありますが、魚を捌く用途としてはもう少しパワーが欲しい所。

使い込まれたオピネルのかっこよさは捨てがたいものがあるけど、やはりそこは自分の用途に合わせて選ばないと後々後悔しそう。

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サカナイフ

出展:Makuake

フェイスブックを見てて偶然見つけたのがこちらのナイフ。

Makuakeというクラウドファンディングサイトで支援募集中の「サカナイフ」というストレートなネーミングのナイフです。

デザインは漁師経験のある原型師兼仏師の方が担当され、製造はサビナイフ同様ガーバーサカイさんで作られているのだそうです。

特長的な先端の尖った刃は何に使うのかなと思ったらこれで最初にトレースラインを付けておき、ラウンド形状の刃で点でそぎとるように魚を捌いていくという使い方をするようです。

使い方は動画で紹介されてましたのでこちらを見るのが一番わかりやすいですね。

うろこ取りや骨を切断するための波刃も備えているし、素材はサビナイフ同様錆びにくいH1鋼を使われていて至れり尽くせりといった感じ。

1万2500円の支援額で包丁1本+捌き方説明DVD+専用シャープナーが付いてきます。

この記事を執筆時点で50万円の目標金額に対して380万円以上も集まっててかなり注目されているようですね。

 

サカナイフの惜しいところ

魚を捌くというのにはこれがベストな気がしますが、基本的にはアウトドアナイフというより家庭用包丁の位置づけらしく現状はアウトドアで使えるようなケースの販売はしていないようです。

ただアウトドアで使いたいという要望も多く現在包丁ケースを開発中とのことなので良さそうなケースがでたら買いかもしれません。

 

Mora knife(モーラ・ナイフ)「Companion (ステンレス)」

とこんな感じでどれにするか決めかねていたのですが、そこに彗星のようにあらわれた本命がモーラナイフのCompanion MGです。

これ2000円前後というお手頃価格ながらその切れ味のすばらしさと使いやすさからアウトドアマンに絶大な人気を誇るナイフです。

このナイフを作っているモーラーナイフ社はスウェーデンの老舗のナイフメーカー。

スウェーデン王室の御用達の認定も受けているそうです。

あらためてぼくが求めるナイフの条件に照らし合わせてみると、このモーラナイフが全ての条件を高いレベルで満たしているのがわかります。

①切れ味が良い

北欧的刃付け(スカンディグラインド)で他のナイフに比べて切れ味が良い。

②取り出してすぐに使える

折りたたみ式でないのでシース(鞘)から抜くだけ。

③力を入れやすい

握りやすい形状、ラバーハンドルなので滑って手を切る心配もなさそう。

④頑丈

本格的なアウトドアでも使えるようなので問題なし。

⑤錆びにくい

ステンレス鋼製ブレードなので錆に強い。

⑥手入れがラク

ミラーフィニッシュなので手入れも簡単。砥石で簡単に砥げる。

⑦デザインが良い

ラバーハンドルが機能性重視といった感じで逆にかっこいい。

⑧ごつすぎない

シースを含めても重量約130gと軽い(ナイフのみは84g)。シースが細身で嵩張らないのも良い。

⑨手頃な価格

これほどの性能で2000円前後。釣具メーカーのナイフより安いくらいです。この値段なら道具として雑に扱えていいですね。

 

おわりに


というわけでいろんなナイフを検討した結果、我が家にモーラナイフのCompanionがやってきました。


とりあえず届いた時のダンボールでテストをしてみたけどパッケージを開けたままの吊るしの状態でもすごく切れ味が良く噂通りの実力を備えてそうです。

もうすこし使い込んでみたら詳しいレビューをやってみたいと思います。

それではまたー。


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