フローターを始めるのに必要な道具について
ゴールデンウィーク中に今年初めてのフローター釣りに行ってきましたが、結果は撃沈。
アタリどころか見えバスすらおらず・・・
おたまじゃくしが大量に発生していたのでしばらく行かないうちに水をぬかれてたという結論で間違いなさそうです。
釣れなくても楽しいフローター
ゴムボート、アルミボート、バスボート・・・、バス釣り用のボートの中でも少し異色の存在のフローター。
下半身が水につかることに抵抗を感じる人も多いと思います。
でもフローターって圧倒的に機動性が高く、準備片付けも簡単、特に野池では最強のボートなんです。
ぼく自身これまで、ゴムボート、アルミボートは持っていたこともあるし、バスボートも知り合いに乗らせてもらったこともあるけど、ダントツでお手軽なのがフローター。
一度やってみるとわかるのですが、準備片付けがゴムボート以上に簡単で、保管スペースも少なくてすみます。
そしてなにより、たとえ釣れなくても水の上でのゆっくりした時間を過ごせるのは最高なんです。(本音を言えば釣りたいですが・・・)
今日はみなさんに少しでもフローターに興味を持ってもらえるよう、どんな道具があれば始められるのかについて書いてみたいと思います。
フローター本体
フローターのメーカーとしてはジョイクラフト、アキレス、ゼファーボートあたりが有名です。
ぼくはジョイクラフト製を使っていますが、以前使っていたアキレスのゴムボートと比べても生地がかなりしっかりしている印象です。
ゴムボートは結構頻繁にパンク修理をしていたけど、ジョイクラフトのフローターは未だにパンクしたことがありません。
安いゴムボートだったので一概にアキレスが悪いわけではないのですが、ジョイクラフトがしっかりしていることは間違いありません。
素材がしっかりしているとパンクしにくいというのはもちろんですが、たわまないので釣りがしやすいというメリットもあります。
ウェーダー
ウェーダーを選ぶ際のポイントは、ブーツの底がラジアルタイプを選ぶことです。
そして靴底がフィンを取り付けられる形状であることが必須です。
透湿性が高いものを選んでおけば夏場でも蒸れずに快適に釣りができると思います。
良いものを見ればきりがないですがプロックスの「ブリザテックチェストラジアルウェーダー」は価格の割に透湿性が高いのでおすすめ。
おかっぱりで使っても狙えるエリアが格段に広がるので、一つ持ってればなにかと重宝します。
フローターフィン
ぼくが使っているのは大手通販サイト、ナチュラムのオリジナルブランド「バッカニア」の製品です。
安物ですが何不自由なく使えていますので、フローターフィンはこれで十分。
フィンセイバーという落下防止の紐付のタイプがラインナップされているので、こちらを選んでおけば万一水中でフィンが外れた時でも安心です。
ライフジャケット
ライフジャケットは浮力体が入ったタイプと膨張式のタイプに大きく分けられます。
膨張式のタイプを使う場合は、肩に掛けるタイプと、腰に巻くタイプがありますが、フローターの場合は腰回りは水に濡れるので肩に掛けるタイプから選んだほうが良いと思います。
ライフジャケットは色々なメーカーから発売されていますが、そのほとんどが高階救命器具という会社がOEMで生産しています。
ブランドにこだわらない人は高階救命器具のオリジナルブランドである、ブルーストームのものがコスパが良いのでおすすめです。
ランディングツール(ネット・フィッシュグリップ)
ランディングツールはまぁなくても良いのですが、ネットやフィッシュグリップがあれば安全だし、魚へのダメージも最小限に抑えることができます。
ゴールデンミーンのネットは全長が短いので取り回しがラクなのでフローターにぴったり、いざとなれば少しだけ伸縮もできます。
ドローコードでフローターと繋いでおけば水に落っことしても簡単に拾えるので、釣りの最中は自分の背中側のフローターの上に無造作に置いています。
それからバスではあまり使っている人を見ませんが、フィッシュグリップもあれば便利です。
ボガグリップは軸が回転するのでバスのあごへのダメージを最小限に抑えてくれるのが気に入っています。
おわりに
フローターの釣りは、暑い夏でも涼しくてすごく気持ちいいし、魚と同じ目線でのファイトは迫力があります。
何より釣れる魚の数が間違いなく増えます。
これからはフローターにぴったりの時期を迎えますのでみなさんもぜひやってみてくださいね。
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