【針外し】バスに飲まれたフックを外すのに便利なおすすめアイテム5選。
あっフックが飲まれちゃった。
トリプルフックが複雑に刺さってなかなか外れない。
バス釣りやってたら少なからずこんな経験ありますよね。
魚へのダメージを最小限に抑えるためにも、そして手返し良く釣りをするためにも、魚釣りをするならフックを外すための道具は一通り揃えておきたい所です。
今日はぼくがフックを飲まれた時のために携帯しているアイテムについて紹介したいと思います。
ルアーを飲み込まれないコツ
とその前にバスにルアーを飲まれないコツについて少々。
みなさんバックラッシュを直してたら魚が掛かってて気づいた時にはフックを飲まれてたという経験はありませんか。
ぼくも何度かありますが魚にフックを飲まれるのってたいていがこういう他事をしているときです。
なのでルアーを飲まれないためには、まず釣りに集中すること。これが一番です。
精神論的ですが一つのアタリも逃さないというくらい集中して釣りすることで、フックを飲まれることはほとんどありません。
具体的に言うと、
・ラインを張らず緩めずの状態をキープする
・ラインの動きに集中する
・違和感があるとラインを張って聞いてみる
・ストラクチャーを越えた瞬間などは特に集中する
こんなところ。
特にワームを使っているときなどは上級者ほど張らず緩めずの状態をキープできているものです。
フリーフォールなどでは完全にテンションを抜いてしまいがちですが、ラインの微妙な変化を感じ取れる程度の微妙なテンションを掛けるだけでもアタリをとれる数がかなり違います。
ずっと集中して釣りなんてできないって人は、常には80%くらい集中した状態をキープして、ストラクチャーの周りなど”ここで喰わす”という場所で120%集中するくらいの感じがいいかも。
これだけでも飲まれる確率はぐっと減ると思いますよ。
飲まれたフックを外すのに便利な道具
それでもやはりフックを飲まれてしまうことはあるのですが、これから紹介する道具があればかなりフックを外しやすくなります。
サクッとフックを外せるかっこいい釣り師を目指しましょう。
フィッシングプライヤー
飲まれていない状態ならプライヤー1本でほとんどの場合針を外すことができます。
プライヤーはホームセンターや100均などで安いものもありますが、錆びやすかったりするので釣り専用のステンレス製のものを買うほうが結果的に長く使えてお得です。
ロングノーズのモノが口の奥の方に刺さった針も外しやすいし、魚が暴れまわったときでも安心です。
ぼくが使っているスミスのプライヤーはロングノーズでパワーもあるのでバスだけでなく雷魚などが掛かったときも安心して使えます。
プライヤーに加えてニッパーが一本あれば、万一フックが外せない状況になってもフックを折って抜くことができます。
ニッパーはほとんど使うことはないので安物でもいいと思いますが、タックルボックスに1本忍ばせておけばいざというときに役にたちますよ。
フォーセップ
フォーセップはプライヤー同様針を掴んで外すための道具です。
フライフィッシャーやライトソルトゲームでは愛用する人も多いですが、バスアングラーではまだ使っている人は少ないですね。
これは本当におすすめでフックを外すという作業に限って言えばプライヤーよりも圧倒的に使いやすいです。
細身で先が長いので口の奥まで届きやすいし、ハサミのようにフィンガーホールに指を通せるので細かな作業がしやすいです。
元々は医療用でオペなどに使われていた道具だけあって、ガチガチにかかったトリプルフックを外すといった細かな作業もラクラク。
医療用のものはお値段も高いのですが、フライグッズメーカーのドクタースリック社のは頑丈で値段も手ごろなのでおすすめです。
プライヤーだとバッグの中でどこに入れたか分からなくなることがよくあるけど、フォーセップなら軽いのでマグネットリリーサーなどでぶら下げておけばサッと使えて便利です。
フィッシュグリップ
こちらもバスアングラーではまだまだ使っている人が少ないアイテム。
トリプルフックがついたまま暴れまわる魚は凶器そのものだし、エラや背びれが刺さると本当に痛いです。
フィッシュグリップがあれば魚を直接手で持たなくていいのでフックを外す際も安全です。
ぼくはボガグリップを愛用していますが、軸が回転するのでバスが暴れてもアゴにダメージを与えにくくなっています。
バネばかりが内蔵しているのでここぞという時は重さも計れます。(ポンド表示なので使いづらいですが…)
簡単にバラして組み上げれるというのもボガグリップの長所。
砂が噛んでも簡単にメンテナンスすることができます。
ぼくは良いものを手入れしながら長く使っていきたいと思っているので、他のフィッシュグリップより少し値ははりますが、シンプルで無骨な道具な男の道具といった感じが気に入っています。
オエオエ棒(フックディスゴージャー)
こちらは言わずと知れたオエオエ棒。正式にはフックディスゴージャーと言うらしいです。
使い方は簡単。
1.ラインに這わせながらバスの口に棒を入れる
2.先端がフックまで到達したらオエオエ棒をフックにくっつけた状態でポンと押す
3.そのままフックと一体化させたまま引き抜く
たったこれだけで魔法のように飲まれたフックが外せます。
バーブレスペンチ
フックには返しがありますが、この返しを潰すだけで格段にフックを外しやすくなります。
プライヤーの平らな面で潰してもいいのですがスノーピークから出ている専用品を使えばさらに簡単に潰すことができます。
使い方は簡単。1ヶ所だけ凹んでる部分に針のバーブをセットして挟みこむだけ。
軽い力でズレる事なく簡単にバーブが潰れてくれます。
「バーブレスにするとバラシが増える」と言う人もいるけど、ぼく自身はきっちりフッキングできていればラインを緩めたりしない限りほとんどないと思います。
むしろバーブがないことで針のフトコロまできっちり刺さる、針を外す時間が短縮できる、万一体など刺さっても外しやすいというメリットを考えればバーブレスにしない理由はありません。
価格も980円と安いし大量のフックをバーブレスにする際はとても便利なのでおすすめです。
おわりに
はい、こんな感じ。
上級者ほどフックを外すのがうまいと思うことが多いのですが、針を上手に外すのも釣りのひとつのテクニック。
結果として手返しも早くなり釣れる魚の数も増えると思います。
なにより魚に針を引っかける以上は、最低限針外しの道具を揃えて少しでも魚にダメージを与えないようにしたいものですね。
それではー。
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2016年 11月 15日
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