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ロッドのコルクグリップが割れたので2液性のエポキシ樹脂性接着剤「クイックメンダー」で補修してみた。


夏場のPダム釣行後にリールをロッドから外そうと力を入れて回した瞬間に割れてしまったカリスマスティックのフロントグリップ。

20年近く使っている想い入れのあるロッドなのでなんとか治して使いたいと思いながらも、しばらくそのままになっていたのですが、自宅の補修用に買ったエポキシ樹脂製の接着剤「クイックメンダー」があったので補修してみることにしました。

パッケージにはコンクリート・金属用との記載されており若干心配でしたが、結果から言うと問題なく接着することが出来ました。

 

「クイックメンダー」とは

クイックメンダーはエポキシ樹脂をメイン成分とする2液性の接着剤です。

建築工事関係の人にはお馴染みの接着剤だそうで、タイルやガラス、ステンレス材の接着、レンガ、ブロック、スレート、アンカーピンの接着など幅広く使われています。

パッケージの中身はこんな感じ。2本のチューブとヘラが入っています。


A剤とB剤を同量で混ぜると硬化が始まります。

速硬化型なので約5分で硬化が開始し、15分でほぼ硬化、60分で実用強度に達するそうです。

 

コルクグリップの補修に使ってみた


まずはA剤とB剤を付属のヘラを使って同量で混ぜ合わせます。

 


数分で固まるので、すぐにコルクをつなぎ合わせて圧着します。

 


はみ出た部分は完全に硬化してしまうと処理が大変そうですが、半乾きの状態で爪で剥がすとペリペリと除けることができました。

コルクの隙間に詰まった接着剤は爪楊枝で綺麗に除けることができました。

 


つなぎ目もほとんどわからずいい感じです。

力を入れて回してみても今の所しっかりと張り付いています。

 

おわりに


今回はとりあえず家にあったクイックメンダーで補修してみましたが、結構ガッチリと貼り付けることが出来たので満足しています。

ただ本格的なロッドビルディングに使うには、クイックメンダーは硬化スピードが速すぎる&接着剤の色がグレーなのであまりおすすめはできません。

同じコニシからでているクイック30は硬化スピードが30分なので余裕をもって作業ができ、ボンドの色も乳白色に近いのでボンドが目立ちにくいので使いやすそう。

ロッドビルダーの方にも定番の接着剤のようです。

はみ出した接着剤は専用のエポキシ用うすめ液で接着剤が固まる前に拭き取れば綺麗に仕上げることができると思います。


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