激安!コスパ最高のPEライン、よつあみ(YGK)「 G-soul X4 upgrade」レビュー。その欠点をカバーするオススメの使い方とか
エギング、タイラバ、ジギング用のPEラインを求めて久しぶりに香西釣具へ行ってきました。
激安PEラインを発見。
候補としては、
・ヤマラッピ監修のサンライン「PEエギULT」
・8本撚りPEの覇者、よつあみ「G-soul X8 upgrade」
このあたりだったんですが、ただ、やっぱり良いラインって高いんですよねぇ。
3個も買ってたら完全に1万円オーバーしてしまう感じ…。うーんさすがそれは高すぎるなぁ…。
なんとかならんかなぁ…と思ってたら、妙に安いラインがあるじゃないですか!
150m巻きで1個1400円!しかも信頼のよつあみ製!
8本撚りのX8を4本撚りにした廉価版のようですが、口コミを探したけどほとんど見つからず…。
どうやら今年発売の新製品のようです。
まぁ口コミが少ないのはブロガーとしてもおいしいのでサクッと3個購入。
合計4200円でした。
実態はいかに!
というわけで家に帰って早速ライン交換。
エギング用の0.6号はルビアス2500に換装したオーシャンマークカスタムスプールCT2500AAへ、
タイラバ用の0.6号はメタニウムMg7へ、
ジギング用の1.5号は07ステラ2500Sへそれぞれ巻いてみました。
で、近場のフィールドに試投しに行ってきたのですが、このラインの特長と注意点がだいたい掴めたので記事にします。
見やすいカラー
PEって基本的に先端にリーダーを結ぶので、ラインの色で魚に見切られることはほとんどないと思います。
なのでぼくはカラーに関してはそれほど重要視していません。
ただ、ピンクとかグリーンとかの単色のラインはあまり好きじゃないんですよねぇ。
だって単色のラインってアングラー側から見えにくくないですか?
正確に言うと、ライン自体は見えるんですが、ラインの動きが把握しづらい。
その点、このラインは実践、特に夜釣りではかなり使えると感じました。
シルバー地の配色は一見地味ですが、見やすいピンクマーカーが1mごとに入っているおかげで、ルアーがどのあたりにあるかが認識しやすいです。
このマーカーがリトリーブ時にパラパラとでコマ送りで移動してくるので、その先にあるルアーの位置を把握しやすいんですよね。
これはバス釣りでのバイトマーカーとしてや、ティップランやタイラバなどバーチカルにルアーを落としたい時の目印としても役立ちそうです。
細くて強い!
これは流石のよつあみクオリティーです。
オーシャンマークCT2500AAのスプールに0.6号150mを巻いてこの収まり。
なかなか細くていい感じです。
日本釣用品工業会釣糸部会制定の『PE糸の太さ標準規格』に準じているそうですね。
(社)日本釣用品工業会釣糸部会制定の『PE糸の太さ標準規格』に準じたオールカテゴリーハイクオリティーPEライン。 号数はジャパンユニットである『0.8号』表記を用いるのであれば、ジャパン規格0.8号糸(187dtex)であるべきでしょう。 アップグレードX4は、このジャパン規格に当社独自技術であるWX組工法を用いたWX4本組みです。
破断強度は1号で18lb
X8の22lbに比べると数値的には若干劣ります。
でもX4よりもX8のほうが引っ張りが強いからラインブレイクしにくいかというと、そうでもないと思います。
ラインが切れる原因は傷が入っていたとか劣化したとかいうことがほとんど。
8本撚りは確かに滑らかで破断強度は強いのですが、脆さもあります。
ちょっと毛羽立っただけで、1本1本の繊維が細いから、ふっとラインブレイクするんですよ。
なのでジギングのようにストラクチャーもない場所でなら引っ張りの強い8本撚りがベストですが、テトラ周りや磯場などストラクチャー周りをタイトに攻めるなら根ズレに強い4本撚りのほうが個人的にオススメ!
そもそも引っ張り強度不足で切れるなら号数の選択ミスですしね。
実際、実釣でマダコを掛けたんですが、0.6号でもうりゃー!と岩から引っぺがして抜きあげることができました。
というわけで、細さと強度は全く問題なし。
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飛ばない。
と、ここまで良いことばかり書いてきましたが、欠点も少し。
これは4本撚りの弱点とも言えますが、飛びません。
こればかりはしなやかな8本撚りと比べると明らかに劣ります。
シリコンスプレーをスプールに噴射すれば、その効果があるうちはそこそこの飛距離がでます。
ただ効果が切れると途端に飛距離が落ちるのでシリコンスプレーは必須です。
糸鳴りがうるさい。
欠点をもう1つ。
スプールにラインを巻くときからなんとなく嫌な予感がしてましたが、糸鳴りがうるさいです。
ショートピッチでシャクルとキュンキュン鳴るんですよ!
これはもう8本撚りしか使ったことない人だと「なにこれ!?」ってビビるレベルw
この点はやっぱり8本撚りほうが快適です。
釣果に直接影響しないものの糸鳴りが発生しているということは、ガイドとの間で摩擦抵抗が発生しているということ。
飛距離が短いのもガイドとの摩擦によるものだと説明がつきますね。
というわけで、快適に釣りをするためにもやはりシリコンスプレーは必須です。
とはいえコスパ抜群!
まだ長く使っていないので耐久性などは未知数ですが、150mで1400円という価格は本当に魅力。
一昔前では考えられませんよね。
飛距離が出ない・糸鳴りがうるさいという短所もありますが、ティップランやタイラバなんかだとほとんど影響もありませんし。
ティップラン、タイラバ・・・根ズレに強くコスパに優れる「G-soul X4 update」
エギング、ジギング・・・破断強度が強く飛距離も出る「G-soul X8 update」
こんな感じで使い分けてやることで、かなりコストダウンもできそうです。
これで耐久性に問題がなければレギュラーになりそうな予感。
Amazonだと執筆時点で1.5号150m巻きが927円。もう完全に業界を破壊しに来てるわw
コメント
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2016年 10月 04日
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2016年 11月 16日
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