Rod & Reel(ロドリ)が休刊に。釣り雑誌の今後はどうなる?
ツイッターをぼーっと眺めてたら驚きの情報が流れてきました。
なんとあのロッド&リール誌が4月26日発売の6月号を最後に休刊してしまうそうです。
まさかあのロドリが休刊!?
と目を疑いましたがどうやら本当のようです。
大好きだったバス釣り雑誌
ぼくかバス釣りをはじめた17〜18年前、毎月のようにロッド&リール、ルアーマガジン、バスワールド、Basserの4誌を買っていました。
今思えばそんなに買わなくてもと思いますが当時はネットにもそれほど情報がない時代だったので釣り雑誌から得られる情報は貴重でした。
中でも一番好きだったのがロッド&リール。
当時はサシデ氏、テッペイ氏、小山田氏の三人が各地のフィールドを釣り歩く『三匹が行く』や、
ほのぼのとしたイラストが最高だった『トキシンの危機一髪』などロッド&リールの黄金期とも言える時代でした。
田辺さんの『ビッグフィッシュマッチプレー(だったっけ?)』を読んではフィールドでシーズナブルパターンを試してみたりと本当にお世話になりました。
学校に行くときも常にカバンの中には教科書とロドリ。
誌面の隅から隅まで何度も読み込んで月末には表紙が取れるというのがお決まりのパターンでした。
チャーリー氏のえぐり旅やウグイ将軍も地味に好きだったなぁ…
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いつの日からか読まなくなって…
そんな感じで大好きだったバス釣り雑誌ロッド&リールなんですがここ数年はご無沙汰していました。
というのも有名プロが自分のブランドのロッドやルアーを宣伝するような記事ばかりになってしまって正直どうでもよくなってしまったんですよね。
今の時代プロの情報が知りたければ、ほとんどのプロが個人でもブログやSNSをやってるのでそっちをチェックすれば大抵の情報は手に入ります。
そこにお金をかけてわざわざ雑誌で読む価値があるのかなぁと。
あと毎月のように付録のDVDがつきだしたのも微妙でした。
釣り雑誌に限った話ではないけど最近はこういったおまけ付きの雑誌って本当に多いですよね。
中には付録がおまけなのか、雑誌がおまけなのかわからないようなものもあります。
個人的にはこれどうなんだろうって思っちゃうんですよね。
立ち読み防止の目的があるのかはわかりませんが、やっぱり雑誌って中身をパラパラとチェックして自分が読みたい記事があったら買おうと思うじゃないですか。
それに付録がつきだした頃から肝心の雑誌自体の内容が少し薄くなったような気もするんですよね。
本当に良い雑誌って購入して自分のそばに置いてゆっくりと読みたいものだと思うので、小手先の付録なんかで読者を釣るよりはもっと中身で勝負して欲しいと思うのですが。
釣り雑誌の未来は?
そんなぼくが唯一時々買う釣り雑誌がBasser誌です。
Basserってなんとなくペラペラめくってるだけでも楽しい気分になれるんですよね。
海外のトーナメント情報などの内容の濃い記事、美しい写真、持ち歩きやすいサイズ感など、読者のことを一番に考えて雑誌としての本質を追求しているところが好感がもてます。
インターネットが普及して、たくさんの雑誌が休刊になっている中で釣り雑誌が生き残っていくためにはやっぱりこういう雑誌だからこその価値を追求すべきだと思うんですよね。
一般の人がブログやSNSで簡単に情報を発信できる中、そういったお金を払ってまで読みたくなる雑誌を作るのって本当に大変なことだと思います。
ですが残った釣り雑誌にはぜひとも記事の本質、クオリティで勝負してほしいですね。
おわりに
なんだか少しロドリのダメ出しのようなになっちゃいましたが、本当に大好きでお世話になった雑誌だったことには変わりはなく、今回の休刊はすごく残念です。
ロドリこれまでありがとう。
休刊ということなのでいつの日にか復活することがあるかもしれませんがその時はぜひ生まれ変わったロドリの姿を見せて欲しいです。
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