初めてのファミリーキャンプ。買って良かったおすすめの道具その1 【テント編】
先日初めてのファミリーキャンプに行ってきました。
実際にやってみて感じたのは『釣りに一人で行くと家族の目が痛い』というお父さんにはファミリーキャンプはピッタリの趣味だということ。
・子どもが喜ぶ
・旅行よりもお金がかからない
・アウトドア用品が買える
・あわよくば釣りも
「家族のため」という大義名分があるので、堂々とアウトドアを楽しむことができるんです(笑)
そうは言っても、どんな道具を買えばいいのかわからずなかなか始められないという人も多いのではないでしょうか。
はい、ぼく自身もそうでした。
そこでこれから数回にわたってぼくが買って良かったと思える道具について紹介していきたいと思います。
ファミリーキャンプを始めてみたいという人はぜひ参考にしてみてくださいね。
初心者でも設営しやすい!スノーピーク「アメニティドーム」
何をおいてもキャンプを始めるにあたって必要なのがテントです。
ぼくは王道ですがスノーピークのアメニティドームを購入しました。
(バタバタしてて写真をほとんど撮ってなかったので以下画像はSP社公式ページからお借りしました)

出典:スノーピーク
初の本格的なテントということで設営が不安でしたが、アメニティドームは組み立てやすいようにポールや生地に色分けがされているので簡単に組み立てることができました。

出典:スノーピーク
設営・撤収の手順はスノーピークさんが公開しているこちらの動画がわかりやすいですね。
アメニティドームの詳細
アメニティドームはサイズ別にS、M、Lの三種類があります。
公式ホームページの情報をもとにざっくりと各サイズのスペックを比較してみます。
大人2人、子ども2人(小学生・幼児)という構成の我が家。
子どもが大きくなってくるとLサイズの方がいいかなと迷ったけど、中学生にもなるとついて来なくなるかな?ということでMサイズを選択しました。
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居住性と耐久性を両立したテント高
実際使ってみるとMでも十分な広さがあり、寝返りも余裕でした。
高さは他のテントに比べると少し低めですが 圧迫感を感じるという程ではありません。

出典:スノーピーク
テント高が低い分だけ風に強いというメリットもあります。
テントは寝室と割り切って使うには必要十分な高さがあり窮屈さを感じることはありせんでした。
耐水性の‟ミニマム値”ってなに?

出典:スノーピーク
アメニティドームの耐水性は
フライ・・・ミニマム値1,800mm
ボトム・・・ミニマム値1,800mm
となっています。
このミニマム値というのが最初よくわかりませんでした。
調べてみると他のメーカーではほとんどが平均値を標記しているのに対して、スノーピークでは最低部分の値を標記しているのだそうです。
つまりテントのどの部分で計測しても1,800mm以上の耐水性があるということなんです。
いくら平均値が高くても水は一番弱い部分から侵入してくるので、このように最低部分の耐水性を表示してくれているのは、見た目の数値以上に安心感がありますね。
耐水圧の目安としては500mmで小雨、1000mmで普通の雨、1500mmで強い雨とされているそうです。
我が家の場合はファミリーキャンプ用ということもあって、極力雨の日は避けるつもりなのでミニマム1,800mmもあれば十分です。
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テント本体以外に必要なもの
テントはそれ単体で使えなくもないですが、快適に過ごすためには別途シートやマット類を購入する必要があります。
テントが敷居が高いと感じる要因としてこのあたりがあるのかもしれませんが、基本的に次の3つがあればなんとかなります。
①テントの下に敷くグラウンドシート
②テントの中に敷くアルミマット
③テントの中に敷くインナーマット
それではこの3つについて順番に見ていきます。
グラウンドシートのおすすめはこれ
①のグラウンドシートはテントの下に敷くことで、砂や石などによる汚れやダメージを防ぐとともに、地表からの湿気などを防ぐ効果があります。
家に例えると基礎のようなものですね。
ブルーシートなどでも代用が効くようですが見た目がイマイチだし、かといって純正品はやたらと良いお値段なのでどうしたものかと思ってたところ見つけたのがこちら。
コスパに優れることで有名なアウトドアブランド「ロゴス」さんの商品です。
サイズはアメニティドームMにちょうど良い262×262センチ。
四隅にはテントと結びつけることができる紐がついているのでズレることもありません。
使用後はこの紐を使ってどこかにぶらさげておけばバシャバシャと水をかけて洗えるのも便利です。
アルミマットのおすすめはこれ
②のアルミマット(いわゆる銀マット)はテント内部に敷くことで地表からの冷気がテント内にくるのを防いでくれます。
グラウンドシートが家の基礎なら、こちらは断熱材的な役割ですね。
ぼくが選んだのはキャプテンスタッグのジャバラタイプのもの。
厚みが8ミリもあるので緩衝材としての役割も兼ねており、地面のごつごつを感じずに快適に寝ることができます。
アメニティドームMはフロアサイズが270×270センチ。
このアルミマットのサイズは120×200センチなので、2枚横並びにすれば240×200センチのスペースをカバーすることができます。
フロアサイズに対して縦、横とも少し足りていませんが、テントって壁が斜めに立ち上がっているので端の方は居住スペースにはならない為、このサイズでも十分でした。
難点はジャバラ折りにした収納状態でも120×32センチと結構な大きだということ。
車によっては積み込み時に苦労することもあるのでその点は注意が必要です。
インナーマットのおすすめはこれ
そして最後に③のインナーマット。
自分だけだとテントにアルミマットを敷いただけでも十分寝られそうですが、妻や子供たちからクレームが来そうなのでアルミマットの上にもう一枚インナーマットを敷くことにしました。
インナーマットはスノーピークの純正品もあるのですがこれまたやたら高いので、アウトドアショップ「ヒマラヤ」のプライベートブランド「ビジョンピークス」の物を購入しました。
![]() ビジョンピークス VISIONPEAKS インナーマット フォールディングテントマット270 VP1632007C
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サイズは265×265センチ。
アメニティドームMのフロアサイズ270×270センチに対して丁度よいサイズとなっています。
厚さは7ミリもあり内部には発砲ポリエチレンが入っているのでクッション性もあります。
我が家の場合は下に銀マットを敷いていることもあって両方あわせての厚みは約15ミリ。
フカフカのマットに子どもたちは大はしゃぎででんぐり返しを繰り返してました。
これだけの分厚さに加え、実際には寝袋の厚みもプラスされるため、家で布団で寝ているのとほとんど遜色ない寝心地が得られました。
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ペグとハンマーは良いものを選ぶべし
アメニティドームにはテントを固定するためのジェラルミン製のペグが18本付属しています。
アルミに比べて約2倍の強度があり小石などは貫通することができるそうです。
純正ペグで十分かなとも思いましたが、念の為より強度がある鋳鉄製のソリッドステイクというペグを購入しました。
キャンプ業界では知る人ぞ知る最強のペグらしいのですが、確かにこのペグを一度使うとみんながこぞって絶賛している理由がよくわかります。
ソリッドステイクは6本しか持ってなかったので残りは純正のペグを打ちこんだのですが、これがかなりの重労働なんですよね。
ソリッドステイクなら数回の打撃で打ち込めるところが、純正ペグだと何度も叩かないといけません。
固い地面に何本もペグを打ってたら、打ち終わる頃にはヘロヘロになってしまいました。
今回利用したサイトは芝生張りで、比較的ペグが刺さりやすい場所だったのですが、それでもかなり大変でした。
これがもっと地面が固かったり、砂利が混ざっていたりする場所だとペグの性能差をさらに感じていたことでしょう。
キャンプって他に必要なものもたくさんあるし、純正ペグが付属しているのにわざわざペグにお金をかける余裕なんてない!という人も多いと思いますが、余裕があるならペグとハンマーは良いものを使ったほうが絶対にいいです。
ちなみにハンマーはスノーピークのペグハンマーにそっくりな中華製のものを購入しました。
真鍮ヘッド付きで作りも悪くなく、純正に比べてかなり安く購入することができるのでブランドにこだわらない人にはオススメです。
おわりに
ということで買って良かったおすすめ道具【テント編】でした。
スノーピークというと高価なイメージがあるのですが、アメニティドームは性能の割に意外と手頃な値段で買うことができるので初めてのテントとしてはおすすめです。
スノーピーク沼に引き込む為の巻き餌なのでしょうが、デメリットはないのでここは素直に巻き込まれるが吉(笑)
キャンプって釣りとの親和性も高く家族を巻き込んでアウトドアを楽しむには最適の趣味だと思うのでぜひみなさんもはじめてみてはいかがでしょうか。
次回は買って良かったおすすめの道具その2として【寝袋(シュラフ)編】を予定していますのでよろしければまた覗いてみてください。
それではまたー。
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